サイト紹介

本サイトについて

迷惑メール（spam）が社会問題となって既に久しいですが、メール受信者の立場からすると相変わらず問題は解消していないどころかますますひどくなっているように思われます。

しかしここ数年でメールサービスを提供するISPやASPによる対策や行政による制度作りも着実に進歩してきています。迷惑メールへの対策を講ずる当事者は、それ以外にも組織内利用者向けにメールを提供する企業や大学、それらにハードウェアやソフトウェア、ソリューションを提供するベンダー、技術開発にかかわるエンジニアなど様々な人がいます。また、個人のパソコンに寄生するボットネットなどのマルウェアが迷惑メール送信の手段に使われていることから、今後の迷惑メール対策のためには、個人や法人のインターネット利用者の協力も重要になってきています。一方、海外から送られて来る迷惑メールも増えていることから、迷惑メール根絶のための対策を進めるには、これらの当事者の連携が国内のみならず国際的にも必要となっています。

本サイトは、2005年11月に財団法人インターネット協会の迷惑メール対策委員会の活動の一環として、迷惑メール対策に関する情報を多くの方々に活用していただけるように開設されました。当初はISPのエンジニア向けに技術情報などを中心に提供してきましたが、迷惑メール対策のためには利用者などの協力も不可欠なため、次第に情報提供となる対象者の皆様を広げてきています。

内容をより良いものとするために、本サイト及びここで提供される情報について、皆様からのご意見、ご要望をお待ちしております。